暖かだったり寒かったり、気温が安定していません。
治療院前の公園にある、早咲きの桜は何輪か花が咲いています。
関節痛持ちの患者さんは悲鳴を上げており、気温の乱高下のため、治療が追い付いていない場合もあります。
当然自律神経も狂いがちで、頭痛や鼻水・倦怠感など増悪しがちです。
但し鍼灸治療をしているからこの程度で済んでいると仰る患者さんもいます。
鍼灸を受ける前は、ちょっとした気候の変化でもっと痛みが出ていたとか。
私も寒くなる時季・暑くなる時季の前には、常連の患者さんには予め対策をしているのですが、自然は読めません。
不定期にいらっしゃる患者さんには、残念ながら事前対策はできません。
やはり自然の乱れは人間に多大な影響を与えることを、再認識しました。
【住所】
兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
※阪急「園田駅東出口」より徒歩4分
週4でジョギングをして、週1はストレッチの日にしています。
ジョギング後もストレッチはしていますが、週1で念入りにしています。
以前は週5(月~金)でジョギングをしていましたが、週の後半になるにつれて、腰にくるようになり疲労感が増しました。(歳ですね)
鍼をして体調を調えるようになり、更にストレッチも加えてみました、良いものです。
ストレッチはinstagramで、各部位に効くストレッチの動画を見つけることができるので、それを参考にしています。
鍼で疲労感や痛みを取りつつ優良な筋質にして、ストレッチで仕上げるといったところでしょうか。
転筋(こむら返り)も無くなって良い感じです。
ストレッチだけでも入念にすると結構汗をかきますのダイエットにも繋がると思います。
ジワーっとゆっくり時間をかけると(30~60分)かなりのカロリー消費になると思います。
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兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
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新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
年始から北陸で大地震があったり、その支援に向かうはずだった海上保安庁機と旅客機との衝突事故があったり、 安全と命の尊さを考えさせられる幕開けとなりました。
被災された方には心からお見舞い申し上げると共に、犠牲になった方々には深く哀悼の意を表します。
お正月は如何お過ごしでしたでしょうか?
私は相変わらずの寝正月・・・といきたかったのですが、バラエティー番組などを観る気にはなれず、溜まった野暮用を熟していました。
確定申告の準備など、纏まった時間が無いと出来ない用事が多いのです。
いつの間にか時間が過ぎていました。
今度纏まった休みが取れた時は、温泉旅行にでも行きたいです。
海の近い温泉地は近畿には多いので、海の幸満載の和食を堪能したいと思います。
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兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
※阪急「園田駅東出口」より徒歩4分
今日は仕事納めです。
今年も色々な出来事がありました。
行く雲流れる水の如く、変化もありましたが、変わらないのは「患者さんを少しでも楽にしたい」という気持ちです。
気持ちを持つだけで無く精進したつもりですが、実力がそれに伴ったかと言われると甚だ疑問が残ります。
これからも向上心は変わらず持っておきたいものです。
今年一年愚痴にも似た小欄を読んでいただき深く感謝申し上げます。
来年も皆様にとって良い年でありますよう祈念申し上げます。
鍼灸やすらぎ:佐藤拝
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いよいよ年も押し迫ってきました。
子供の頃は実家では、お節料理の準備をしたり、門に飾る松の枝を庭から取ってきたり、餅つきや神棚に飾る掛け軸を出したりしていました。
今ではお節料理は買うか別料理にしたり、門松も滅多に見ることもありません。
正月を飾るお軸も持っていません。
我が家もそうですが、段々季節の風情が無くなってきているようです。
近所の患者さんも言っていましたが、地蔵盆もお世話係の人がおらず、ここ数年やっていないとか。
患者さんの住職のお寺では、昔は年末に檀家さんが大掃除に来てくれて、お寺側も大鍋に大根を沢山炊いて振舞っていましたが、そんなことも無くなったとか。
風の時代になり世の中が大きく変わるという人がいますが、まだまだ無くなって欲しくないモノもあります。
鍼灸も私たちが頑張って結果を出さなければ、将来廃れていく可能性もあります。
後世に残せるよう一所懸命に精進します。
【住所】
兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
※阪急「園田駅東出口」より徒歩4分
3年前に原付で転けまして、右鎖骨を骨折しました。
整復には手術が必要だったためにできたオペ痕は、今も引き攣って痛みます。
自分で治療ができればいいのですが場所的に難しく、勉強会で施術していただいたりするのですが、日にちを置いての1~2回の治療では、直後は効いているのですが4~5日で痛みが出てしまいます。
手術によって患部にとある病理産物が形成されたため、余計治り難くなっています。
我慢できる程度なので、腰を据えて治そうとも思いません。
私は骨折は3年前が初めてなので、骨折痛も初めてでした。
転けた時はまさか骨折しているとも思わず、一応鎮痛の鍼をしました。打撲程度だと思ったからです。
その後、然程痛みもなく肩を回せましたし、腫れや発熱もそんなになかったので余計です。
骨折は泣くほど痛いし動かすことはできないと聞いていましたので。
多分鎮痛の鍼が効いたのでしょう。
土曜日の受傷でしたので、月曜日に一応レントゲンを撮って骨折が判明しました。
手術まで数日あり、鎮痛薬もいただきましたが、入院まで鍼をしていましたので痛みませんでした。
診断と治療の配穴が正しければ、鍼は鎮痛に驚くほどの効果があります。
師匠はがん性疼痛をお灸で治めていました。
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兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
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鍼灸治療をしていると、睡眠の重要性に気付かされます。
治療が有効かどうかの判断基準として、「以前より熟睡感があるか」が大きなカギとなります。
私の治療は、置鍼(ツボに鍼を刺入してしばらく置いておくこと)を30~40分程施術することが多いですが、その間眠れたかということも効果判定の材料となります。
人は睡眠によって肉体的にも精神的にも癒されます。
患者さんの多くは睡眠に問題があります。眠れなかったり、寝ても疲れが取れなかったり。
別に不眠治療をしていなくても、身体に対し正しい治療であれば眠くなるようです。
鍼灸学生時代アルバイトで出張按摩をしていましたが、眠かしてナンボでした。
これからもドンドン患者さんを眠りに誘いたいと思います。
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兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
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めっきり日が落ちるのが早くなってきました。朝日はすっかり遅くなっています。
寒くて暗いと、なんとなく物悲しい気分になってきます。
しかしこれが自然の営みです。
東洋思想には「太極陰陽論」というものがありますが、自然の営みにその基幹があって、鍼灸の根本哲学の一つです。
暖かく日の長い夏に活動的になり、寒くて日の短い冬に養生をする、陽から陰へ陰から陽への循環が自然の営みであり、その一部である人間もその法則に含まれます。
秋冬は鬱になりやすい季節といいますが、その影響もあるのかも知れません。
現代では季節に関わらず灯りや冷暖房があるため、冬だからと言って仕事が早く終わる訳ではありません。
そのため緊張感が取れないままに長時間労働をしクタクタになるのでしょう、パーキンソン病や統合失調症が多いように思います。
秋冬はパソコンやスマホをせず、床に就いたらなるべく早めに寝て、陰分(血や副交感神経)を養いましょう。
また床に就いたらアレコレ考え事をしてはいけません、夜の考え事は心配事が多くネガティブな事しか思いつかなくなる傾向があるからです。
できればこの機会に鍼灸治療を受けてみて下さい、陰分の養生は得意分野です。
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兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
※阪急「園田駅東出口」より徒歩4分
今年の夏に、患者さんの容態が悪化しました。
かなり高齢の方で、動悸が酷く、下肢の浮腫が顕著となり、また立ち眩みがでてました。
以前より食が細くなっていたので危惧しておりました。
家族の介助でなるべく床から出る様にしていましたが、寝ている姿勢の方が楽なようでした。
医師の先生は、もうこれ以上することはないとのことで、投薬の量などに変更はありませんでした。
東洋医学的に診ても、「虚里の動」という心肺機能が著しく弱くなっている兆候がありましたが、治療をすると脈状や舌の状態が改善されます。ちゃんと治療に身体が反応しているのです。
なので私はそれ程心配していませんでしたが、油断は禁物と自分に言い聞かせていました。
この患者さん、先週は京都の高雄へ紅葉狩りに行かれています。
若干動悸やふらつきはありますが寝込むほどではなく、下肢の浮腫も気にならない程度に改善しております。虚里の動もです。
最近血液検査をしたところ、心臓の機能低下の指標となる「BNP」が、決して低くはないですが、今年で一番いい数値でした。
この様に西洋医学的見地から診ると決して良くない数値でも、東洋医学的な治療によって明かに容態が改善することは珍しくありません。
季節の変わり目や寒い季節は容態が急変しがちなのでこれからも油断せず、患者さんに向き合っていきたいと思います。
【住所】
兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
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先日師匠の治療院に研修に行った際、ある鍼灸師の先生に興味深いお話を聞きました。
腰痛の一種ですが「上殿皮障害」というものがあるそうです。
お尻の上部分(腸骨上)を押すと強く痛む所があるのが特徴で、ここの上殿皮神経が筋膜等に圧迫されたり傷ついたりすることで起こる腰からお尻にかけての腰痛で、腰を捻ったり、起き上がったり、歩いたりすると痛みが強くなります。
神経が細いのでMRIやレントゲンでは見つけられませんが、腰痛患者の10人に1人はこの疾患だそうです。
整形外科だとブロック注射をしたり、酷い症状だと神経剥離の手術を行うようです。
経穴でいうと「腰眼」というツボに当たりますが、私たちはこの付近の「胞肓」というツボを使い治療します。著効があります。
東洋医学的には、冷えや筋疲労または経絡に属する臓腑の異常によって、経絡の通り道が塞がるので、その原因を取り除き道を整備する感じとなります。
上殿皮神経は「胞肓」穴も走行しているようですので、西洋医学的にも矛盾がないようです。
お困りの方はご相談ください。
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