七五三の時期です、この時期は穏やかな晴れの日が多いように思えます。
お隣の神社では、ご両親に連れられた子供達が嬉しげに参拝しています。
見かける度に、何だか喜ばしい気持ちになります。
七五三もそうですが、酉の市も始まり、いよいよ冬本番な雰囲気になってきました。
それでも季節外れな暖かい日もあります。
急激な気温変化で体調を崩す方が多いです。
ちゃんと食事を摂って、ゆっくりお風呂に浸かり、ぐっすり寝ることが予防の第一歩ですが、現代人にはままならないこともあります。
散歩でいいので身体を動かして、自律神経をリセットしましょう。
通勤も運動です、時には少し余裕を持って出かけて、頭を空っぽにして(ここがミソです)、ゆっくり歩いてみて下さい。
今日は休日なので、早朝ジョギングをしたのですが、西の空にはオリオン座が瞬いていました、モズも啼いています。
冬到来です。
【住所】
兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
※阪急「園田駅東出口」より徒歩4分
立冬が過ぎ、暦の上では冬になりました。
3か月予報では11月は比較的暖かいようですが、12月1月は結構寒いようです。
夏は暑く冬が寒い方が季節ものが順調に売れて経済的には良いそうですが、今年の夏は暑過ぎました。
今年の冬もしっかり寒いのでしょうか?
能登の震災からまる10か月経ちますが、復興途中での水害などがあって、被災者の皆さんにはお見舞い申し上げるしかありませんが、また雪の季節が来ます。
どうぞご自愛くださいませ。
以前にも記述しましたが、寒さ対策も兼ねた健康法は、乾布摩擦が有効です。
皮膚を鍛えることで、外邪(この場合風邪などのウィルス)をバリアし、血行が良くなることで寒さも吹き飛ばします。
お試し下さい。
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「学生時代、病理学の先生の説明が今でも覚えています。
「昔は胃ガンの病因は主に塩分、大腸ガンは肉や脂質や。だから胃ガンは貧乏人のガン、大腸ガンは金持ちのと呼ばれている。」(昭和の終わりごろまでの話で、現在は少し違うと思います)
先生は胃ガンの方を貶している訳ではなく、ガンと病因についてわかりやすく説明したわけです。
現在でも大腸ガンは各ガンのなかでも上位の発症率です。
東洋医学では、ガンの要因として「気滞(ストレス)」「湿痰(油膩物の摂取によって体内に生じた病理産物)」「瘀血(湿痰が悪化したもの)」「邪熱(湿痰や瘀血等の病理産物が熱に転化したモノ)」の4つと云われています。
ストレスに因る暴飲暴食が続くと、大腸ポリープまたはガン形成のリスクが高まります。
サラリーマン時代の自分にも覚えはありますが、幸いにもお腹の調子は大丈夫です。
しかし内視鏡検査をしたことがありませんので、したらなにかしら形成しているかも知れまんが、意外と東洋医学の舌診でもその傾向が掴めます。
舌診をしたある患者さんに大腸にやや進行したデキモノがある可能性を伝えたところ、病院で検査をして大腸に腫瘍が見つかりましたが、早期発見で事なきを得ました。
私の舌を診るとポリープがありそうですが、自分で鍼をしていますので特に大きくも増えてもいない様です。
腸活にも鍼灸は著効があります、ご相談下さい。
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「少しでも老化を遅らせるにはミトコンドリアを鍛えるといいかもしれません。」 大阪大学のミトコンドリア動態学研究室の岡本浩二准教授は語っています。
ミトコンドリアとは、細胞に核を持つ全ての生命体に備わっている小器官です。
その役割で重要なのが、エネルギーをため込んだATP(アデノシン三リン酸)を作ることです。
年齢と共にミトコンドリアのATPを作る機能が低下し、結果エネルギー不足となり、細胞が果たす様々な機能が低下して老化につながります。
しかしミトコンドリアの質と量を鍛えることで、アンチエイジングできるようです。
方法は3つあり、①「適度な空腹」②「適度な運動」③「寒冷刺激」です。
① は12~18時間食べないでいると身体は、一時的な栄養不足を感じてそれを回避するためミトコンドリアを増やすスイッチを入れます。
免疫系統が関わりますが、調子が悪いミトコンドリアを排除することでも、ミトコンドリアの増殖スイッチは入ります。
② は適度な運動をしている方は、比較的体調がよく、よく眠れる方が多いです。
これは運動によって、ミトコンドリアがうまく機能していることに他なりません。
③ は寒い刺激を一過的に与えると、ミトコンドリアが増えることがわかっています。
昔から乾布摩擦や寒中水泳があるのは経験的に知っているからだと思われます。
朝、冷たい水で顔を洗うことも有効です。
ただ注意したいことは、無理をして行わない事です。
心的ストレスがミトコンドリアの機能低下を引き起こすというデータがあります。
鍼灸治療は免疫系統を活発にする作用があります。
当然ながらアンチエイジング効果も期待できます、お試し下さい。
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最近鼻・喉の症状が増えてきたように思えます。
急な気温変化や乾燥に粘膜が弱ったり、夏の暑さ疲れからくる消化器の弱りで体内の水を上手く捌けない事(下痢症状もよく聞きます)が原因の多くにあるようです。
風邪の予防として・・・
① 身体を冷やさない:夏は冷房に注意、春・秋は衣類で調整、冬は暖房(特に肩背部を暖かく)
② 朝起床時に口内が乾燥している人は、口呼吸をしているので、加湿するかマスクをして寝ましょう。
口内が乾燥しているとウィルスが増殖します。
③ 帰宅時にはうがい・手洗いをしましょう。何と言ってもこれが大事です。
風邪症状がある時・・・
◆少し寒気がある時は、すった生姜と三温糖にお湯を注いで飲む。
加えて喉が痛い時は三温糖をハチミツにする。
(低温ヤケドに注意して)首の付け根から肩背部の中央に、衣類の上から低温のカイロを貼る。
◆寒気が無く喉が腫れて痛むときは、大根おろしのしぼり汁にハチミツを加えてゆっくりと飲む。
どちらも、消化の良い物を食べて、寝る前に白湯を飲んで、睡眠をしっかり取りましょう。
鍼灸は風邪の予防にも治療にも著効があります、お試し下さい。
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週末に師匠の鍼灸院に研修に行きました。
師匠はだいぶ足腰が弱ってきてますが、鍼灸の腕はますます冴えてきているようです。
末期の慢性腎炎のクレアチニン値やeGFRが1・2回の治療で改善されたり、クローン病で医者には腸摘出を勧められていた患者さんが、先日も摘出しなくても元気に来院されてました。
師匠の勉強会では共通のカルテを使用しており、私が見ても弁証論治や治療経過が一目瞭然になっています。
初診カルテも、問診や脈・舌・手足腹背のツボの状態等、細かく多岐に亘って記入します。
私が研修を始めた頃は、師匠も事細かに状態を把握してカルテを作成(記入はお弟子さんがします)していましたが、昨今は名人芸に拍車がかかってきているようで、かなり端折っています。
全てのツボの状態を確認しなくても、お弟子さんが行った問診を確認してポイントになる舌・脈・腹背のツボの状態を診るぐらいで弁証論治(病因・病態を把握し治療方針を決めて治療すること)が完成します。
未だに進化している技と洞察には驚きですが、今のお弟子さんにとっては簡単に治しているように見えます。
ポイントは押さえていますが、一部の基本をすっ飛ばしているのです。
以前のお弟子さんの方が、基本を全て叩き込まれている分、大層勉強になっていたと思います。
名人は一見簡単に施術し結果を出しますが、その裏にある数々の研鑽を感じ取るのは難しく、私のような弟子は勘違いすることがあります。「それくらいできそうだ」と。 用心、用心。
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秋になり朝晩の寒暖差や乾燥のせいか、喉の不調や咳などの風邪症状が多くなってきました。
鍼灸漢方医学には、「傷寒雑病論」という風邪治療の聖典・古典があります。
中国の後漢時代(AD25~220)の200~210年頃に著された本ですが現代にも通用し、コロナ禍下でも参照されました。
風邪の成立・伝変のメカニズム解析(理)、その治療方針の策定(法)、具体的な治療方法(方)、使用薬剤や鍼灸配穴(薬)を駆使した画期的な内容です。
内容はシンプル過ぎるほどシンプルで、余計なことは書いていませんが、原典を勉強しなければ反って誤解をする可能性を孕んだ本なので、注意深くじっくり勉強せねばなりません。
解釈本もでていますが種類が多く、結局自分で勉強しなければなりません。
読むごとに発見することも多く、一生付き合っていく古典の一つです。
風邪は万病の元、風邪が原因で死ぬ事もありますが、そこまでこの本は言及しており、その場合はどうゆう症状が出るかまで記されています。
私の患者さんがそのような事態にならない様に、またこの本を紐解きます。
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鍼灸の勉強会ではネットを利用したe-learningのシステムがあり、症例検討会がありましたので視聴しました。
症例は「心痛・驚悸」でした。
ストレスを受けると心臓に刺痛があったり動悸がする、ただし両方が一遍にでることはないそうです。
症例を挙げて下さった先生はよく勉強されていて一定の効果はでたものの、3か月経つが全て治り切れていない事に不甲斐なさを感じて、検討したいとのことでした。
ストレスが一因であることは間違いなく、付帯して現れた原因に判断を誤って治療した結果、治りきれなかったことが判明しました。
心臓痛や動悸の原因は多岐に亘りますが、我々の勉強会ではあらゆる診察方法で原因を可能な限り絞り込み治療するのですが、微妙な診察結果で原因を間違える可能性はあります。
しかし治療は1穴か2穴ですので、効きが悪ければ診断に誤りがあると直ぐに判断・修正できるのが勉強会の流儀の強みです。
貴重な症例をご提示いただき感謝です。
同じようなケースはよくある事なので、しっかり知識を身に着け精進したいと思います。
ちなみに、吊し上げは一切ありませんでしたので、気持よく学べました。
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気分障害は春と秋に頻発します。
冬季うつ病も含まれますが、この病気は高緯度の地域で多く発症しているみたいです。
秋の気分障害は、体力がなく気分が落ち込むタイプ(心脾両虚)と、体力が弱くて」ストレスがあるタイプ(肝脾不和)がよく見られます。
原因は夏の酷暑からくる胃腸の弱り・体力低下がベースにあるので、胃腸の働きを助けるキャベツや消化の良い物を食べて、散歩などの軽い運動をしましょう。
冬季うつ病は、日照時間が少ない冬季の高緯度の地域に発症率が高いため、軽いうつ症状なら午前に散歩を日課にすると軽快してきます。
日照不足が原因の一つですので、9月下旬から発症し、1・2月に症状が最もきつくなり、3月下旬には軽減します。
東洋医学的には、日照不足に加え、秋冬の陽気不足・寒冷により、ストレスに対抗する臓腑の働きが乱れ症状が出ます。
ベースには、慢性ストレス(肝鬱気滞)と足腰の弱り(腎虚)があります。
秋の気分障害も冬季うつ病も鍼灸が著効し、予防も期待できます。
ご相談下さい。
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天候が不順で、気温も不安定な日が続いて、自律神経失調症の様な愁訴が頻発しています。
10月を過ぎても30℃を超えたと思ったら次の日の最高気温が20℃前半だったり健康な方でも不調になってしまいます。
そんな時は睡眠が大事ですが、その睡眠にも掛物に判断が迷います。
タオルケットでは寒いし、うす掛け布団では暑い、毛布は寝入りに暑く明け方は寒いといった具合です。
私はというと、日中に運動して軽い疲労感を感じ、しっかり食事を摂り、寝る前に半身浴をしてリラックスして、毛布をお腹にかけて寝ます。軽い疲労のためか朝までグッスリ寝ています。
ライフスタイルや身体疲労には個人差があるので、これが一番とは言いませんが、私には効果がありました。
あと以前にも書きましたが、寝入り端にアレコレ考え事をしてはいけません。
島田洋七氏の「佐賀のがばいばぁちゃん」にも書いてありましたが、夜の考え事は悪い方へ考えが行きがちなので、余計不安になり寝れません。
日中に同じことを考えても、そうは考えないだろうと思う程です。
そうゆうモノなんでしょうね。
ちなみに私は事前に物理学に関する記事を読むと入眠しやすいようです。
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