気分障害は春と秋に頻発します。
冬季うつ病も含まれますが、この病気は高緯度の地域で多く発症しているみたいです。
秋の気分障害は、体力がなく気分が落ち込むタイプ(心脾両虚)と、体力が弱くて」ストレスがあるタイプ(肝脾不和)がよく見られます。
原因は夏の酷暑からくる胃腸の弱り・体力低下がベースにあるので、胃腸の働きを助けるキャベツや消化の良い物を食べて、散歩などの軽い運動をしましょう。
冬季うつ病は、日照時間が少ない冬季の高緯度の地域に発症率が高いため、軽いうつ症状なら午前に散歩を日課にすると軽快してきます。
日照不足が原因の一つですので、9月下旬から発症し、1・2月に症状が最もきつくなり、3月下旬には軽減します。
東洋医学的には、日照不足に加え、秋冬の陽気不足・寒冷により、ストレスに対抗する臓腑の働きが乱れ症状が出ます。
ベースには、慢性ストレス(肝鬱気滞)と足腰の弱り(腎虚)があります。
秋の気分障害も冬季うつ病も鍼灸が著効し、予防も期待できます。
ご相談下さい。
【住所】
兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
※阪急「園田駅東出口」より徒歩4分
天候が不順で、気温も不安定な日が続いて、自律神経失調症の様な愁訴が頻発しています。
10月を過ぎても30℃を超えたと思ったら次の日の最高気温が20℃前半だったり健康な方でも不調になってしまいます。
そんな時は睡眠が大事ですが、その睡眠にも掛物に判断が迷います。
タオルケットでは寒いし、うす掛け布団では暑い、毛布は寝入りに暑く明け方は寒いといった具合です。
私はというと、日中に運動して軽い疲労感を感じ、しっかり食事を摂り、寝る前に半身浴をしてリラックスして、毛布をお腹にかけて寝ます。軽い疲労のためか朝までグッスリ寝ています。
ライフスタイルや身体疲労には個人差があるので、これが一番とは言いませんが、私には効果がありました。
あと以前にも書きましたが、寝入り端にアレコレ考え事をしてはいけません。
島田洋七氏の「佐賀のがばいばぁちゃん」にも書いてありましたが、夜の考え事は悪い方へ考えが行きがちなので、余計不安になり寝れません。
日中に同じことを考えても、そうは考えないだろうと思う程です。
そうゆうモノなんでしょうね。
ちなみに私は事前に物理学に関する記事を読むと入眠しやすいようです。
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今年は猛暑が秋まで続き厳しい気候でした、前にも書きましたが、今後これが日本の典型的な夏と秋になるかもしれません。
当然ゲリラ豪雨や更に猛威を振るう台風襲来もそうなります。
私の治療院は、窓が南向きにあって明るいのですが、夏はサッシの窓枠全体に熱が籠り室内をサウナにします、また西日も遮るものが無く夕方まで続きます。
来年はベランダに日除け設置を考えなければなりません。
昔、兼好法師は徒然草にこう綴っています・・・「家の作りやうは、夏を旨とすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑きころ悪きすまひは、堪へ難きなり。」
つまり住居を作るなら、夏の過ごしやすさを優先した造りにするべきだと云っています。
約700年前の随筆ですが、現代にも通じます。
猛暑続きで、患者さんの症状も以前には無かった様相を呈しています。
暑さバテで済めばいいのですが、更に深い病に至っているケースが散見されます。
特にこれからの気温の変わり目には用心したいと思います。
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季節の変わり目か、一時的な症状(目眩・腰痛・動悸・息切れなど)が増えてきました。
これからは咳などの、風邪の様な症状も増えることでしょう。
「お気を付け下さい」とは言いますが、気を付けてはいてもなるときはなります。
その日の体調・気候・気分など、悪い方に揃ってしまうと仕方有りません。
体調に万全を期しても、受験などでは精神的負担で不調になることはままあることです。
鍼灸治療を受けている方は、不調が出難くなりますし、なっても軽症で済む方が多いです。
免疫力の向上もそうですが、ストレスにも耐性ができる様です。
パニック障害の方が電車に乗れなかったのが、治療一ヶ月で新幹線で里帰りができたこともあります。
意外と予防医学としても効果が期待出来ます。
体調管理のため、(人に因りますが)月2回程度の施術でも効果が上がっています。
お試し下さい。
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熱帯夜が少なくなり、窓を開けて寝ていると朝方には寒く感じる様になりました。
近くの公園から聞こえる虫の音も眠りを誘います。
この時期は、熱帯夜から解放されて、夏の疲れもあって眠りが深くなるそうです。
確かに、私も深夜覚醒がなくなった様に思えます。
以前読んだ「鬼平犯科帳」では、盗賊指南書なるものがあって、涼しさを求めて窓を開け、眠りが深くなるこの時期が、泥棒にとって絶好の機会であると記述されていました。
私はマンションの2階に住まいしてますので他人ごとではありません、気を付けなければなりません。
この時期の睡眠は大切です、夏の疲れを冬にまで持ち越すと、どんな悪影響が出るか恐ろしいものがあります。
しかし現代人には、「疲れすぎて眠れない」という状態が散見されます。
パソコンやスマホのブルーライトも影響していることでしょう。
この様な症状に、薬に頼らない鍼灸治療はいかがでしょうか?
心身の過緊張を解すのは、鍼灸の得意分野です。
お困りの方は、是非ご相談ください。
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往診途中の公園に、萩の花が咲いていました。
紫色の可憐は花で、漢字にある通り秋を感じさせる花です。
萩の根には、婦人病の眩暈(めまい)や逆上せに効き、熱を冷まし、肺を潤すそうです。
正にこの時期にピッタリの効能です。
夏の酷暑は、体力を奪い、心臓や消化器にも負担を掛けます。
この体の疲れを、秋に持ち越すことはままあることです、残暑によって更年期でなくとも女性は眩暈や逆上せが出易くなります。
また秋は秋の長雨が終わると、急に空気が乾燥し喉や肺を痛め易くなるため、これを潤すことは良い養生です。
また秋の花である、桔梗の根には去痰・鎮咳の効果が高いことで有名です。
食べ物に限らず、「旬」は侮れません。
ちなみに、秋には紫色の花が多いです。
京都案内人のブログ」によると、植物は交配のために虫に寄ってもらうために花を咲かせます。
それも季節に因る景色や太陽光の強さなどによって、(虫にとって)より目立つ色の花をつけるそうです。
秋は木々の緑が色褪せ始め、緑黄色から茶色に変化しますが、その対比色として紫色の花になるそうです。
勉強になりました。
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「ガンは予防できる」という記事がありました。
2007年、世界がん研究基金(WCRF)と米国がん研究機構(AICR)がガン予防に関する報告書をまとめて発表したそうです。
そして有効と思われる予防法を10項目示しました。
① 肥満を避ける
② よく身体を動かす
③ 高カロリー食品や、糖分の多い飲料を避ける
④ 植物性の食品を食べる
⑤ 肉の摂取をひかえ、加工した肉は食べない(食肉用の牛・豚・羊・山羊・鶏は含まれない)
⑥ アルコールをひかえる
⑦ 塩分をひかえ、カビのはえた食品は食べない
⑧ サプリメントに頼らない
⑨ できるだけ母乳で育てる
⑩ ガンになったことがある人の助言に従う
普段から耳にしたことのある内容ばかりです。
米国ハーバード大学のがん予防センターは1996年にガン発症の要因として、成人してからの飲食と肥満30%、喫煙30%、運動不足5%、飲酒3%、遺伝的素因5%と発表しています。
「ガンは遺伝する」と云われていますが、この発表だと特に大きな要因ではないようです。
人間は安きに流され易いものです。(安易)
私もついついアルコールの量を過ごしてしまいます。
摂生の質は、年齢や体調に因っても変化しますので、30代の摂生が50代では通用しないこともままあります。
そのためにも、健康診断は毎年受けて、結果を見て摂生の質を修正しなければなりません。
特に長生きしたい欲はありませんが、苦しんで死にたくはありません。
「幸福な死」を目指したいと思います。
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92歳の患者さんが胸腹部に帯状疱疹を発症しました。
一人暮らしで元々食が細く、しょっちゅうご家族が訪問しては栄養が足りないと、アレコレしますが、中々言うことを聞かないようです。
ご家族は同居を望んでいるようですが、「一人が気楽だし、ここから出たくない」と言って聞き入れません。(お子さんは女性2人で、それぞれ大阪に嫁いでいます。)
帯状疱疹は発症部位によっては恐ろしく、顔面部に発症すると三叉神経痛、最悪失明の可能性もあります。
夏バテと栄養不足からの免疫低下の結果だと、私も伝えて栄養補助飲料を摂る様になりましたが、直ぐには治りません。
病院にも行って、帯状疱疹自体は治まりましたが、後遺症の神経痛が酷く夜眠れないそうです。
医師からは、神経痛は数か月から最悪数年残る、痛みが引いてもまた免疫が低下したら再発する可能性が高いと言われたそうで、少し落ち込んでいました。
鎮痛剤を処方してもらっていますが、極力頼りたくないそうです。
それでも最初の数日は痛みに耐えきれずに服用したそうです。
私も帯状疱疹発症部位を考慮して、手に鎮痛目的のお灸をしました。
1か月ほどあまり効果が出ませんでしたが、根気強く治療しまして現在では鎮痛剤なしでぐっすり眠れるくらいになりました。
お歳の割には早く効果が出て、ほっとしています。
鍼灸治療を定期的に受けると、自然免疫機能が活発になりますので、様々な疾患を遠ざけ、罹っても早く治ります。
お困りの方はご相談下さい。
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秋は「陽」から「陰」への変わり目ですので、前半と後半によって養生方法が変わります。
前半の8月下旬から9月までは、夏の疲れを取る時期です。
夏の暑さで身体は疲れていますので、仕事や活動は無理せず、十分睡眠をとりましょう。
食養生としては、補気・補血のため、カツオや少量の生姜などが良いですが、暑さで胃腸も弱っているので、温かく消化の良いものを食べる様にしましょう。
後半は秋分以降になりますが、涼しくなったら身体を動かすとともに、乾燥から身体を守る工夫をしましょう。
秋の乾燥は喘息や風邪を引きやすくし、肌も夏の紫外線のダメージも相まってアトピーや肌荒れの原因となり、バリアーである肌が荒れると風邪を引きやすくなるといった悪循環になります。
食養生として、蓮根・胡麻・豆乳・梨・柿・山芋・じゃが芋で「肺(皮膚も)」を潤して、生姜・葱で風邪を予防してください。
全ての季節に共通することですが、バランスの良い食事を心掛けてください。
また見逃せないのが、日照時間の低下に因る「うつ病」です。
栗やナッツで精神を安定させ、生姜など身体を温めるものを食べてストレスを避けましょう。
天気の良い日は、海辺や渓谷・公園など自然がいっぱいの場所を散歩するのも有効です。
柑橘類など少し酸っぱい果物をもストレス発散には良いようです。
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鍼灸の診断方法の一つに「望診」というものがあります。
「神(顔色や眼力の有無)・色(顔色など)・形(顔形や体形)・態(動いている様子)」を診て判断する方法です。
例えば、右足首を捻挫していると、痛みのため顔面蒼白で眼に力が無く・冷や汗が出ていて・右足首が赤く腫れて・右足を庇う様に歩く・・・等です。
特に「神」に関しては直感的なものがあって、いつもより顔色が悪いと思うと調子が悪かったり、子供の眼がいつもより潤んでいる様に見えると熱があったり等、みなさんにも覚えがあるかと思います。
中でも説明できないのは「死相」です。
急に眼が虚ろに感じたり、更に進むと顔が透けて見えることがあります。
しかし絶対ではありません。ある方は一時期顔が透けて見えましたが現在は普通です。
ただし透けて見えていた時分は、悩みがあって〇殺も視野にあったとのことでした。
逆もあります。急に容態が悪化し医師もこれ以上出来ることはないと言われた患者さんがいましたが、「神」がしっかりしていたので「大丈夫」とお声がけして治療を続けて2か月で回復しました。
最近久々にネットニュースに出ていたある芸能人の方のお顔の色が気になったので記事にしてみました。
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