新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い致します。
五十肩の患者さんが快方に向かいました。 痛む箇所は左肩で「肩髃」と云うツボ付近です。
この患者さんはストレスの多い職に就いており、心臓と膀胱に既往歴(病歴)がありました。
結論から言えば、膀胱の病気が主な原因で五十肩の症状が出ていた様です。
夜間痛(夜に痛み出し時に眠れない症状)もあるので瘀血(痛みの原因となる病理産物)の関与が主原因と考えまして、またストレスも瘀血形成につながるので同時に治療しましたが今一つ効果が出ません。
膀胱の病気では手術をしましたがこの時に瘀血を形成し、また膀胱(臓腑)から経絡に影響し肩関節に痛みが出た様です。(膀胱経は経筋が肩髃穴に結んでいます)
逆子治療にも使う、至陰(足の小指の爪の外側)に整えのお灸(左右の熱さが同じになるまでお灸を据えること)で症状が改善しました。(心疾患にも好影響があります。)
膀胱の病気が原因で五十肩? 肩の痛みが足の指のお灸で改善する?・・・と思われる方も多いかと思います。
難しい説明は避けますけど、東洋医学的にはあり得る症例ですし、論理的にも間違っていません。
間違えないでいただきたいのですが、五十肩だと膀胱に病気がある訳ではありませんよ。
人の身体は不思議ですね。
この様に五十肩にも色々な原因が考えられますし、間違った治療をしても効きません。
お困りの方はご相談下さい。
【住所】
兵庫県尼崎市東園田町9丁目1番地15エール園田402号室
※阪急「園田駅東出口」より徒歩4分
私は中医学の理論をベースとした勉強をしているため、どうしても自然や気候を意識します。
中医哲学の基本として、人は自然の一部であると云うのが根底にあります。
故に人の身体は自然現象に影響を受けることが多々あります。 月の満ち欠け、季節の移り変わりや気候変動などもそうです。
信じるか信じないかは皆様次第ですが、大地震の前兆が脈の変調に現れることもあるそうです。
また福島原発事故後から乳幼児の膈兪(背中にあるツボで上半身の余分な熱や病気の元となる病理産物の反応が出やすい)に反応が出やすくなったと師匠が言ってました。
なので乳幼児の膈兪に反応があった場合は養生の鍼をしなさいと指導を受けました。
自然の移ろいを意識していると、冬に病気が悪化しやすい患者さんには夏の終わりごろから、梅雨時に体調を崩しやすい患者さんには春先から、先手を打って治療をできたりします。
夏に霍乱(激しい吐き下し)をおこしがちな患者さんは、先手を打っているせいか近年発症しておりません。 花粉症の患者さんも、なっても軽症で済んでいる様です。
やはり自然を無視することはできません
自然のリズムが少しずつ狂ってきている将来に不安を隠せませんので、自分が出来る範囲で自然に優しい生活を心掛けています。
本年は拙文に「いいね」を頂戴し本当にありがとうございました。
年内最後の投稿となります。 年明けは4日から投稿したいと思います。
皆様、よいお年をお迎えください。
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先日コロナから回復された患者さんが、久しぶりに来院されました。
感染症状は比較的に軽かったが、鼻症状と疲れやすさが後遺症として残って大変だったと仰ってました、今は軽快しているそうです。
特に鼻症状はやっかいで、最初は鼻水が止まらなかったのが、止まってから鼻中に残り副鼻腔炎を起こしかけたとのこと。
またメバチコ(ものもらい・麦粒腫)ができたそうです。
この方の主訴は腰痛ですが、体表観察をすると、消化器系にいつも以上負担がかかっていました。
東洋医学的には、鼻症状とメバチコは消化器系の弱りが原因の一つとして考えられます。
この方は以前より消化器系が弱っておりましたが(治療過程でした)、そこにコロナ感染によって更に痛めつけられて、この後遺症になったのだと判断しました。
ストレスもガッツリあるようです。
コロナ後遺症の種類はいろいろ報告されていますが、元々あった身体の弱りにさらに追い打ちをかけることで、ひどくなっていると思います。
またコロナが流行ってきましたが、皆様もお身体のメンテナンスを大切にしてください。
不安なことがありましたらご相談下さい。
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不妊治療を鍼灸で・・・と仰る方は少なくありません。
東洋医学では「不孕(ふよう)」と謂います。 手元にある「中医症状鍳別診断学」では6種類に分類されています。
最近の不妊症の傾向として、体質的要因やストレス(不妊のお悩みも含みます)が原因になっているケースが多いように感じます。
お姉さんが悪阻が酷く、それを見ていて恐怖感を抱き、知らず知らずの内にお身体にブレーキをかけていた様なケースもありました。 とてもデリケートです。
施術する側としては、どれだけ患者様のお心に寄り添えるか、不安を取り除き妊娠するに十分な健康状態にすることができるか重点的に考えます。
ご相談下さい。
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春の花粉症がありますが、ジョギングで下半身を鍛えてから、その症状は極く軽いものとなっております。
食物アレルギーもあります。 秋のサンマを食すと蕁麻疹が出るのです。大好物ですが、食べていません。
25歳のときに発症しました。顔面に主に出て、医師に秋サンマの脂が原因のアレルギーと診断され投薬で緩解しましたが、今後食すのは控えるよう言われました。(この頃鍼灸の知識はありません)
秋以外の季節やサンマ蒲焼の缶詰を食べても何ともありません。 10年後にもう大丈夫かと焼いた秋サンマを一口食べたら、なんとなく顔がボコボコしてきた様で、それ以来口にしていません。
今では、ストレス+消化器の弱りにサンマの脂が反応した熱が病因だろうと予想され、蕁麻疹が出ても何かしら自分で処置できますが、何も好んで蕁麻疹になりたいわけではありませんので、試そうとは思いません。
断酒して揚げ物を控えて野菜中心の食生活に変え適度な運動を続けると、また食べれるかもしれませんが、秋のサンマにはビールか冷酒が合うんです。 悔しいです。
各種アレルギーに鍼灸はお役に立つと思います。
ご相談下さい。
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※阪急「園田駅東出口」より徒歩4分
もう20年近くジョギングをしています。
以前は10kmを週5日で走っていましたが、寄る年波にはかなわず今は3kmくらいを週4日で走ってます。
長年ジョギングをしていると、何回かねん挫をしています。 家に帰れるか不安になるほどのねん挫もしました。
このねん挫に鍼灸は効きます。軽いものだと一か所に鍼を打つだけで痛みがなくなります。
鎮痛のみで靭帯に問題が残っていると大変ですので十分経過を見ますが、長くても3日後には復帰できました。
鍼灸をすることで、鎮痛効果があるだけでなく、血行促進作用で損傷した筋組織に素早く栄養を送り回復を早めるからだと思います。
ねん挫は、治療して痛みが取れたからもういいと放置すると、伸びた靭帯がそのままになり、ねん挫が癖になることがあります。
完治するまでの治療継続をお勧めします。
以前も言及しましたが、身体の左右のバランスが狂い、片側だけ何度もねん挫することは珍しくありません。 これも鍼灸で調整できます。
元ラガーマンで左足首を何度もねん挫を繰り返し、ついには痛みはないものの足首腫れが引かなくなり、靴のサイズが左右で違うようになった方を知ってます。
たかがねん挫でも、一生モノのハンデを背負うこともありますので、気を付けましょうね。
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腰痛でお困りの患者さんが多いです。
加齢によるもの、筋疲労、生活習慣の乱れによるもの、内臓の弱りから来るもの、気候変化によるもの等、原因は様々です。
野球やテニスもそうですがゴルフによる腰痛は筋疲労のみならず、左右のバランスが乱れて悪化するケースが多いようです。
捻る動作が激しいスポーツであり、右利き・左利きを器用に使い分けれる人は、まずいませんから。
ゴルフに限らず、スポーツ前後の入念なストレッチはもちろん、筋肉中の疲労物質・乳酸を追い出すためにも軽いジョギングをスポーツ後に行うと、腰痛も随分違ってきます。
鍼灸治療は如何なるタイプの腰痛にも効果が期待できます。
しかし、しっかり原因を把握して適切なツボに施術しないと効果も中途半端なものとなります。
施術者も精進が必要です。
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阪急園田駅近くの「鍼灸やすらぎ」です。
東洋医学の概念に「未病を治す」というものがあります。
要するに病気になりにくい身体作りをしたり、疾患があってもそれ以上悪化にない様に養生することです。
広義的には最近よくCMで見かける健康茶なども入っていると思いますが、鍼灸治療はまさに「未病を治す」に打って付けです。
定期的に鍼灸治療を受けている方は、風邪を引きにくく引いても他の方より症状が軽いです。
「ストレス学説」というものがありまして、ザックリ言いましてストレスが万病の元だという説です。
以前からあった学説ですが、それを支持する研究報告が近年も続々発表されています。
運動や趣味を楽しむこともストレス解消になりますが、鍼灸ではストレスよる病的状態を解消するだけで無く、ストレスに強い体質に改善させる効果が期待出来ます。
ストレス以外の原因にも著効がありますよ。
お気軽にご相談ください。
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阪急園田駅近くの「鍼灸やすらぎ」です。
数年前にギックリ腰をやりました。 腰の痛みはもちろん、歩くと上半身が腰から前に落ちそうな感覚があって驚きました。
ギックリ腰と云ったら鍼灸・・・ そんなイメージもあるかと思いますが、間違いではありません、効きます。
私は発症後、手のツボに鍼をしましたが、2日後には5kmまたその翌日には10kmジョギングしてました。
それまでもギックリ腰の治療はしていましたが、どんな痛みか自ら体験すると患者さんのお気持ちの一部でも知れた様で大変勉強になりました。
ギックリ腰は色んな要因で発症します。
その要因を踏まえた治療をしなければ、何度も発症する可能性があります。
ご相談ください。
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静脈瘤は、お年を召した方、特に女性の足に静脈瘤が出来やすいみたいです。
暗紫色の血管(静脈)とボコボコしたコブに見えるモノが浮き出た様になります。
見た目も決して良くは無くなんとか出来るならなんとかしたいものですよね。
鍼灸やすらぎの治療で改善できます。
週3回の治療で二ヶ月ほど掛かりましたが、患者さんご本人も大変喜んでおられました。
足か腰の経穴一カ所、ツボを触診して反応のあるツボに置鍼(鍼を数十分刺しておくこと)する治療です。
何本も何本も鍼はしていませんので怖くは無いと思います。
お困りの方は、是非「鍼灸やすらぎ」ご相談ください。
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